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calm(vol.177/2003.07.02)

多くの入院患者さんが口を揃えていくことは
「日曜の病院は静まり返って淋しい、恐い」と言います。
確かにお見舞いの人がまだ入れない午前中や
夜は早くからお見舞いの人もいなくなり
し~んとなります。
患者さんの中には、
落ち着かなく談話室で何本も煙草を吸う人、
他の部屋まで渡り歩いておしゃべりする人もいました。

でもこの静けさにやはり向き合えなければ、
いけないなと私は思います。
特に私達、がん患者は。
生きることに死が溶け出してしまったがん患者の
本当の穏やかさとは、
この静寂、一人と対峙できる
心の内側の強さにあるものだという気がします。
荒れ狂う嵐の中心にある静けさのように。

再発や転移の恐怖に翻弄されて
自分自身のリズムを見失った時は、
目を閉じて一呼吸してみると、
よいかもしれません。
とにかく静寂を味わうことが大事だと思います。

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