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枠(vol.12/2001.8.28)

今日は2週間に一度の点滴のため、病院に行きました。
そこは帝京大病院で助教授をしていた先生が
開いている個人医院で、小さなクリニックですが、
乳癌専門医のクリニックということで、
噂を聞きつけて結構いつも混んでいます。

昨春まではとにかく大学病院の中で、
助教授先生ということで、こちらもかしこまってたので
怖くてとっつきにくくて、クールな先生というのが
私達、患者の共通した見解でした。
乳癌の専門の先生が帝京にはいないので
乳癌の帝京の患者さんは皆この個人医院に通いだして、
そして口をそろえて言うことは
「D先生、変わったよねぇ~」ということでした。
もうみんな開口一番に言うことがこの台詞なのでした。

しかし今回に限らず、普段よく考えないで口走っている
この「あの人、変わったねぇ」という会話は、
よく考えてみると間違っているのではないかと
ふと思ったのです。

なぜかというと、それは
「この人はこういう人のはずだ」と勝手に
自分でその人に対して枠を作ってしまっているだけで、
本当はその人は「変わった」のでなく、
その人が今まで私達に見せていなかった一面が
新しく今、出てきているということなのだと思います。

今回のこのこと以外にもよく
「あの人、変わっちゃったよね」と
あまりよいニュアンスではなくて使ったりしますが、
単に自分が作っていた枠で、
その人のことをわかったことのようにしていたのだと
考えてみると、チョッと優しい気持ちになれるかなと
思ったりしてます。

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