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日常の脆さ(vol.126/2002.11.27)

突然のがん宣告を受けたのは
1999年師走のある晴れた土曜日の昼でした。
その後すぐには家に帰れず、
放心状態で夕方、京浜東北線の赤羽駅のホームから
ものすごくきれいな冬の月を
不思議な気持ちで眺めていたことだけ、
よく覚えています。
とにかく、朝、この乗り換えホームにいた自分からは
全く予測できない世界の住人に
なってしまったという感じです。
「かくも簡単に毎日続くと思われる、
日常は変わってしまうのだ」
と思い知らされた一日でした。

おどかす意味ではないですが、
どんな平和な風景の裏にもこのような脆さが
ひそんでいるのだと思います。
だからこそ、こうしてまた新たな日常を
歩んでいることは、
なにかとても優しくて美しい決まりごとにのっとって
生きさせてもらっている気がしています。

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