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点滴(vol.136/2003.01.08)

昨日で点滴治療が終わりました。
思えば抗がん剤に始まり、
今の骨転移予防の薬に移ったとはいえ、
ずっと二週間から四週間の間に点滴をしていた
生活から解放されます。
嬉しいような、でもあまりに長く続いた点滴なので
物足りないような変な気持ちです。
(抗がん剤から勘定すると3年間の点滴生活でした)

点滴はある意味で
宗教的儀式に例えられるように思うのです。
投与中はテレビや雑誌を観ていいとはいえ、
やはり何だか寡黙になって
この自分と、そして自分の寿命みたいなことを
その点滴の間はじっと思い巡らします。
仲間でもいてお喋りしていると気も紛れますが、
特に病室に一人での点滴の日は
自分の魂が暫定的な場所に棚上げされているように
感じてきます。
そしてそれがずっと続いて3年も経つと、
そういう気分や時間が何やら自分の人生にとって
重要な時間ではないかと思えてきたりします。

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