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失う(vol.14/2001.9.05)

ニューヨークでジャーナリストとして活躍した
千葉敦子さんの乳癌闘病記は、
なんかすごい頑張りすぎていて、
怠け者の私は「もうちょっとゆっくりすればいいのに」
なんて、姑息にも思ってしまうのですが、

“私達は、喪失体験を通じて、大きく成長する。
だから、私もこの喪失体験を通じて成長したいと願う”
(千葉敦子著/「死への準備」日記/朝日文庫)
ということについては、本当にそうだと痛感します。

元気なときは自分の胸を、ちょっと大きすぎるとか
(ホント、ちょっとボインだったのです)
形が悪いとかケチをつけてきましたが、
いざ、片側がガッポリと無くなってみて
それと共に生きるというのは、
やはり正直に言うと、時々めげた気持ちになります。

失ってから「あれが大切だったのだ」
という生き方は、誰でもやれると思います。
でも、失って気づいても遅いのですよね。

つくづく思うこの世の真理は、
今、ここにいて、何をも失わず、
「自分が恵まれているんだ」
と生きることの実感だと思います。

それに比べたら、自分を変えようとしたり、
一生懸命努力するとかは、大胆に言えば、
「全然、関係ないことなんじゃないの?」と思います。

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