« 本能をキャッチしよう(vol.146/2003.02.14) | トップページ | 世界の中心ではなくて(vol.148/2003.02.21) »

トンチンカンでいい(vol.147/2003.02.18)

20代後半に一緒に仕事をした友人と
久々に再会しました。
私も彼女も30代は仕事ばかりをして
お互いに忙しくて殆ど会いませんでした。
彼女は私のようにがんではなく健康ですが、
この数年の間に両親の離婚、母親の入院、
ご主人の単身赴任、
自分の職場でのあまりのハードワーク、
そして子供のちょっとした引きこもり等を経験し、
今は生まれて初めての専業主婦をしていました。

ですから久々会った彼女は肩の力が抜けて、
少しふっくらしていました。
きっと彼女の目にも私は同じように
映ったかもしれません。
東京駅の丸ビルの近くの
洒落た中華レストランに入り、
お互いにゴソゴソと自分の鞄から出した物は、
彼女はビタミンのジュース、私は自分の本でした。
彼女のジュースは私は別の人から勧められて
去年から飲み始めているものでした。
私の本は彼女は既に読んでくれていました。

つまりお互いに不要な物を持ってきたわけです。
そういう意味でなんだかトンチンカンな二人でした。
でもそのトンチンカンさが
この日の再会の記憶を忘れさせないためにも
切なく微笑ましく思えました。
こうした一見無駄と思えることでも
ゆったりと思える自分が今は好きです。

|

« 本能をキャッチしよう(vol.146/2003.02.14) | トップページ | 世界の中心ではなくて(vol.148/2003.02.21) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。