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生者の世界の煩わしさよ(vol.153/2003.03.12)

入院中は、病気になる直前に
勤める形になった食品会社のほうからの社会保険で
傷病給付金というのが毎月出て助かっていました。
その食品の仕事は初めはホンのお手伝いのつもりが、
片手間で出来る仕事でないと言われたり、
あなたなら数字を伸ばしていけるだろうからと
おだてられたりして、
結局全面的にそこの社員になってやっていました。
でも病気になったら
「もうあそこには戻りたくないなぁ。
もう戻らないだろう」と薄々自分で思ったのですが、
社会保険のそのお金欲しさにズルズルしていました。

退院が近づくたびに思ったことは
「今は特別なときだから何も考えなくていい」と
思う日は終わりに近づいているなということでした。
一歩一歩生者の世界に帰っていくということは、
こういう煩わしさに戻っていくということだなと
つくづく思いました。
今年も確定申告がどうのこうので
「面倒くさいなぁ」と思ったのですが、
これこそが生者の世界の醍醐味ですね。

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