« intuition(vol.178/2003.07.06) | トップページ | たくましさ(vol.180/2003.07.16) »

一歩(vol.179/2003.07.11)

この間も患者会のニュースレターと名簿を辿って、
見知らぬ乳がん患者さんが「あなたの文章を読んで
親しみを感じて」と言って電話をしてきました。
退院してきたばかりで情緒不安定な人でした。
私もそして多くのがん患者さんがそうですが、
「あまりにも病気のことを知らず、何がなんだか…。
それで患者会に入ってみたんですが」とオロオロ。
それを聞いてて「ああ、私もそうだったよなぁ」
と懐かしい気持ち。

何でもそうですが、もし到達したいところは
十万歩先だとしても、
最初はとにもかくにも踏み出す一歩から。
そして最初の数百歩は、きっと地味で
何だかわけわかんない数百歩のはず。
でも必ず踏み出せる範囲の一歩一歩であって、
そんなに荒唐無稽なことではないはずです。
例えばがんなら、患者会に入るとか、
本屋で読みたいと思う健康関係の本を買うとか。
とにかく到達点は空中にポッカリ浮かんでいない。
その先っぽは地面に触れて繋がっているのです。

|

« intuition(vol.178/2003.07.06) | トップページ | たくましさ(vol.180/2003.07.16) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。