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お金で手に入らないもの(vol.187/2003.08.23)

今週はちょうど火曜日に自分の手術をしたT病院へ
大きな検査を秋に毎年するので、
その日にちを決めるために行きました。
そして木曜はがん患者会の訪問ボランティアで、
入院患者さんの話を聞きにS病院に行きました。
S病院はほぼ全部個室で豪華ホテルのような病院です。
一室一日3万円とかいう話です。
入院日数が昔と比べて短くなったとはいえ、
やはりがん保険の相当いいのに入っていないと
命がかかっていても、とても入院出来ないと思います。

ですから、正直言ってT病院とS病院では患者さんの
感じはまるでちがいます。
片や難民収容所、片や上品で身なりもこぎれいです。
しかし、当たり前ですが、どんなにお金をかけても
死は誰にでもやってくるのだということを
改めて感じました。

S病院へボランティアに行くと、どのお部屋からも
素晴らしい眺めが独り占めで見れて
「景色がいいですね~」といつも言うのですが、
患者さんは「ああ」と言うばかりです。
この世には
お金をかけても手に入らないものがあるな、と
豪華な個室の病室で打ちひしがれた患者さんと
一緒に過ごす時間の中に垣間見える思いがします。

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