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往相と還相(vol.191/2003.09.13)

仏教用語で
「悟りを求める修行」と「それを人と分かち合う過程」
を「行き」と「帰り」という意味で、
往相と還相というそうです。
一人でいることと人と共にいること。
求めることと与えられること。
学ぶことと教えること。
さまざまな二極間を往復しながら
人は成長していくという考え方のようですが、
これはこのがんという病気との向き合い方にも
いえることだと思います。

死んでいく怖れと今を生きる楽しさ。
孤独を噛み締めることと人と会う喜び。
病気のことを学ぶことと患者友達と話すこと。
両極を行き来して、自分は潤っているように
感じます。
きっと未知なるものへの怖れから心を開き、
自分が美しいと感じるものに飛び込んでいくとき、
きっと私の中で何かが育まれているのだと思います。

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