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プレショック物語(vol.196/2003.10.07)

私たちはショックを避けるようにインプットされています。
その機能の一つにプレショックというものがあります。
つまり、ショックな状態に陥った自分を想像して、
それに対して自分がどのように対応するかについて
常に想像するのです。
例えば私たちがん患者だと、
実際に再発とか転移ということを
医者から言われたときの自分を想像し、
実際にその状態が訪れたときのために
前もって頭の中で味わってダメージを受けないように
ショックを味わっておくという方法で
本当のショックを避けようとする機能が
人間には備わっているそうです。

ただ、このプレショック機能の困ったところは、
実際にショックを感じているのと変わらないだけの
ストレスホルモンが分泌され、筋肉が硬直したり、
血圧が上昇したりという
ストレス状態に陥ってしまう点です。
プレショックは、
実際のショックほど突然に訪れないかわりに、
非常に長い間、ショックを受けて味わう状態を
分散してその人に味あわせてしまう
という困った面があるわけです。
ですから放っておくと、
人は頭の中で最悪の事態を何度も物語にして
組み立てるということをしてしまうのです。

では、どうすればいいか?

自分が抱えているプレショック物語を
誰か周りの信頼できる人に話すことです。
頭の中で捏造しているよりははるかに
心や身体への影響は軽くなるようです。

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