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リセプター(vol.201/2003.11.04)

乳がん患者会 あけぼの会の代表、ワット隆子さんは
患者会の草分け的存在でがん患者の中で有名な人ですが、
その歯に衣着せぬ物言いでも相当有名なようです。
確かにはっきり物を言う女性です。
初めて行った秋の全国大会には有楽町のマリオンの
大ホールに乳がん患者が大勢集まり、
一応著名な乳がんに関してのお医者様の何名かが
壇上で話をしたのですが、ワットさんは
一人のドクターに向かって「話がわからないわよ!」
とステージの上で注意をしました。
公衆の面前でその人にそんなふうに直接言うのは
どうかとも思いますが、
ある意味、私達、がん患者は時間がないのです。
「また次から、よろしくお願いしま~す」なんて
悠長なことは言ってられないのです。
大会には遠方からわざわざ駆けつけている人、
骨に転移しモルヒネを打ちながらの人もいるわけです。
そんな中で、専門用語ばかりの話や
がん患者会なのに「乳がんの早期発見とは」なんて話を
聞いても、患者は何のメリットもないわけです。

多くの人の前で話をするときは
聞く人にリセプター(受容器)がない話をいくらしても
ダメなのです。
頭がいい、地位がある、肩書きがすごい、博士である、
などの能書きがあっても
このことをわかってない人が多いなと思います。
まず、大事なのは相手のリセプターに届く話、話し方を
することからです。

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