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到達境地(vol.207/2003.12.02)

キャンサー・サバイバー3年ともなると
他のがん患者から、ああせい、こうせいという
アドバイスがグッと減ってきましたが、
当初、特に男性のがん患者さんからは、
変なアドバイスメールが結構ありました。
一番、腹が立ったのはチェロを弾くとか言う
がん患者業界(?)では有名らしき某オヤジ。
英語でメールを書いてきたんだぞ、馬鹿じゃないか!!
本人も日本人なのに。
私ははっきり言って、こういう人たちとは
気が合わないので、もちろんメール文通しませんし、
お近づきにならないことにしています。

人は深い意識の底で、
自分の感情がコントロール不能になることを
すごく恐れています。
そして美徳は、驚かない、平静でいることが
すごくよいことのように言われてきた
日本という文化に私たちは育っています。
お相撲さんに代表されるように、
むやみに歯を見せて笑ってはいけないという
奥ゆかしい文化がこの国にはあります。
ですから、がん患者になっても
それこそが、到達すべき精神境地なのだと
思っている人が多いようです。

私は違います。
恐ろしいときは恐ろしいと言い、
悲しいときは悲しいと泣き、
嬉しい時は喜び、
感謝したいときは、ありがとうと笑う。
人生はこのシンプルなのが
一番だと思って生きています。

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