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人生はマヨネーズ(vol.208/2003.12.09)

マヨネーズというものは、
酢と卵黄が普通に混ぜたら交じり合うはずがないのに
オイルを介在させつつ
一体になったものです。
要は混ざり合うはずがない正反対のものが融合すると、
えもいわれぬ美味しいものが出来るのです。

これは人生の中でいろいろと
応用して考えられることだと思いました。
確かに入院当初、抗がん剤は
はじめは私にはあまり効かなかったのが、
どっと効き始めたとき、心底、うれしかったです。
そしてふと「でもこの病気自体は治るわけではない」
と思い直して悲しくなったのですが、
その後、病棟からみる空の雲、
屋上から見える桜などがえもいわれず美しく、
不思議な気持ちで味わえました。

生きることと死ぬこと。
悲しいことと嬉しいこと。
こうしたものすごくかけ離れたものを
これからも同時に味わいながら生きていくのが、
がん患者として生きることなのだと思います。
かけ離れたものを味わい、
より壮健になりたいと思います。

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