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アドバンテージ(vol.212/2003.12.31)

思えば今年の仕事始めは、お正月に
中学生と小学生のお嬢さん二人にお会いすることでした。
といのは、その子たちのお母様が私の講座に乳がん闘病中に
参加してくれて、そして昨年の夏に亡くなり、
父親がいない彼女らは親戚の家に引き取られたのですが、
会って話を聴いてやって欲しいという親戚の人の
頼みでお会いしたのでした。

私は独身なので、いいことを伝えられなかったと思いますが、
伝えたことの主なことは
「結果的にあなたたちのお母さんは亡くなってしまって、
あなたたちは深く傷つき、寂しい気持ちだと思います。
でもそれにも関わらず、自分達はその傷や悲しみを
自分の力で回復することが出来るんだと考えて欲しい。
新しい学校は馴染めないかもしれないけど、
頭をしっかりと上げて前に進んでいくという
しなやかさと強さがあなたたちにはあるんだということ。
厳しいようだけど、起こってしまったことは
粉々に割れてしまったお皿と同じで
どんなに手を尽くしてもそれは元に戻らない。
お母さんが先立ってしまったことはそういう類のこと。
そして誰がいいいとか悪いとかでなく、
現実的なアドバンテージ(有利な立場、権利)を
持っているのはあなたたちで、そのことを第一に思って
頑張って生きていって欲しい」

がんやその他のことでも私たちの人生には
割れた皿のようなものが出現します。
で、大事なことは、自分がどんなときでも
圧倒的なアドバンテージを握っているんだ、
という自覚と共に生きていくしかない思うのです。

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