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人はなぜ、旅をするのか(vol.243/2004.06.12)

不況とはいえ旅行業界は潤っているようです。
またほぼ全国的に梅雨だというのに、
旅行番組も相変わらず花盛りです。

なぜ、人は旅をするのでしょうか?
これに関して私なりの見解が二つあります。
まず一つは、特に一人旅に限ってですが、
「自分の人生の主人公であることが実感できるから」
だと思います。
そしてもう一つの旅の意義は
「奇跡のような偶然にいくつか遭遇できるから」
だと思います。
間違って乗ったバスで素敵な夕陽が見れたり、
偶然に同郷の人と出会ったり、
ふらりと入った食堂がすごく当たりだったり。
旅をしなくてもこうしたことはいっぱい起きているのですが、
つい日常に埋没して見えにくくなっているのだと思います。
そして旅から帰ってきて、その思い出、体験を活力にして、
人は意識してか無意識か生きていくのだと思います。

社会科見学だとずっと人にも自分にも言って過ごした
がん治療の入院も、思えば上記のような意味で、
私にとって旅でした。
一生分の旅をしたような気がしています。
ですから金欠病なのもありますが、
「旅はそんなに行かなくてもいいか」
と思ったりしています。

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