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「無」を味わう(vol.244/2004.06.16)

ムシムシするこの時期、4年前は入院生活の
最終コーナーを曲がっている私でした。
思えば半年の入院は相部屋で、窓際でないベッドで、
そして入院した病院は都内の大学病院なのに、
冷房設備がセントラル方式でなく各部屋に
窓際に設置された家庭用のクーラーでした。
クーラーの調整は、すべて窓際の人に握られていました。
カーテンで仕切ってあるドア側のベッドは
思いのほか暑いのですが、
窓際は窓を開ければ微風が吹いて
何もクーラーをつける必要はないのです。

当初は吹いてこない冷風にイライラしたのですが、
気持ちを変えることにしました。
ごろんとベッドに横になり、
じっと窓からの微風を待ちます。
するとまったく予想のできない瞬間に、
ふ~って空気が動くのです。
その僅かな空気の動く気配に意識を集中して風を待ちます。
それを繰り返していると
不思議なことに「無」のような状態が
訪れました。

今年もまたこの季節。
寝る前の僅かな時間ですがクーラーを自動的に
入れる手を止めて、私が編み出した(?)
「無」を味わう瞬間をまた体験しようと思います。

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