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ライティング・セラピー(vol.264/2004.10.15)

退院してたとき、毎日とにかく暇なので
「自分史を書いてみよう、
そして何かコンクールに応募してみよう」という野望を抱き
シコシコと書き始めました。
しかし少し書いて読み返してみて、愕然としたのは
「とりあえず~」という言葉の連発という、
お粗末な自分の文章を読んで気持ちがふさいでしまいました。
文章修行をしたことなどまるでないですし、
半年間のがん治療で体力的にも能力的にもボロボロに
なっていましたから、締まった文章を書こうということが
土台無理だったわけですけど…。

しかしそのとき、すごく思ったことは
「自分が書いた文章が自分以上にする必要はないけれど、
自分以下になってはいけない」ということでした。
だからこそ、自分の内側を明確にし、点検し、観察し、
それを表現するために頭を使わないといけないと
思うようになりました。
書くことはそういう意味で、トレーニングですし、
セラピーになると思います。
華はなくとも、自分以上でもなく以下でもない、
そういうものを書いていきたいと思います。

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