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旅人の泉(vol.274/2004.12.21)

この間の病院訪問ボランティアで、
「がんになったことは誰にも知られては困る」と
初めて住所も何も用紙に記入をしない人の話を聞く、
ということをしました。
「法律に関する仕事をしているので、がんと判ったら
仕事が全部キャンセルになるから大変なのです。
ですから、どこで漏れるか分らないから
友達にも一切内緒です」と話していました。
私は単純ですけど、「大変だな」と思って聞いていました。
人それぞれでどれが正しいというのはないですが、
私は数人しかいないけど、友達に知らせたかったです。

一緒にいると楽しい、楽だと感じる人が数名います。
そういう人を私は「私の友達」と呼んでいます。
人と会うって結局、そういうことだと思います。
がんになってなおさら年末はそういう人たちと会って、
食事をしたり飲んだりお喋りしたいと思い、
そういうスケジュールをガンガンと入れている最中です。
砂漠の先にオアシスがあって泉がコンコンと湧き出ていて、
それをごくごく飲んで、また旅に出る。
人と会うってそういうことだと思います。
そして私も誰かの旅人の泉になりたいです。

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