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一人旅、二人旅(vol.275/2004.12.28)

ボランティアに行っている聖路加国際病院は
全て個室です。
確かに個室ですとプライバシーは保たれますし、
患者同士での結束(?)みたいなものも出来ないので
病院はやりやすいのかもしれません。

私が入院した病院は相部屋が多く、
私も相部屋生活でした。
相部屋というのはメリットとデメリットが両極端。
悪く言えば、カーテンの仕切りしかないので、
24時間プライバシーは全く無いです。
悪くなる患者さんを目の前で見てしまい余計な不安も出ます。
独り言を言う人、鼾がすごい人、変な新興宗教の人、
精神科に通いながら検査入院の人、
耳が遠くてイヤホンから零れ落ちてくるほど大きな音で
テレビを見る人、四六時中話し掛けてくる人、等など…。
人間サンプルのルツボでした。

でもよいところをみると、一人旅だと思っていたがん治療が
二人旅、三人旅になり、そしてまた一人旅に戻っていく…。
人間に対する愛しさと嫌悪感が両方ないまぜになる、
数少ない学びの機会だったと私は思っています。

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