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受身になって(vol.28/2001.11.05)

初めての抗がん剤投与の日に、看護婦さんから
「今日は体、拭いてあげるよ」と言われました。
メルマガ10号に書いたように、その日は
末期がんの患者さんも同室で、
私は「自分のことは自分でやります!ハイッ!!」って、
感じだったのですが、担当の看護婦さんは
熱心に言ってくれるので、お言葉に甘えました。

さすがプロですね、自分で拭くのと全然違うんですよ。
熱いタオルをまず背中にペタっと当ててくれて、
しばらくしてから、力を入れて拭いてくれるので、
蒸しタオルになって、気持ちがいいこと!!
そして拭いてくれる若い看護婦さんの手は
洗剤負けしていて、ガサガサでした。
それ感じながら、断末魔のがん患者さんの呻き声を
聞いていたら、不思議な気持ちに包まれました。

生きるから生かさている、
与えるから与えられている。

「人は受身になって初めて見えてくるものがある」
と、痛感した長い長い一日でした。

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