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飛び込んでいる(vol.283/2005.02.26)

毎月、病院に検査に行くのを5年もやると、ましてやそこで
腫瘍マーカーの検査結果をもらうということをやり続けると
さすがに心臓に毛が生えたと思います。

初めのうちは本当にドキドキして
主治医のクリニックのところに通っていました。
そしてどこかで気づいたんです。
がんと共に生きて毎月通院をするということは、
飛び込み台に立って飛び降りて、「ふ~っ」と思っていると
あるとき飛び込み台は高くなったりしていて、
また飛び降りて、ということを繰り返しているんだ、と。

精神的成長というのは、別に夢みたいな話ではなく、
 がんでなくてもいいんですけど、
自分が飛び込み台から、イヤイヤではなく、自分が選んで
自分で飛び込み台を蹴って飛び込んでいく、
という現在進行形の中にあるのだと思います。
だから少なくともがんと共に生き延びている人々は
間違いなく、潔いです、自分が飛び込み台を蹴っている分。

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