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失うと(vol.29/2001.11.09)

私もそうでしたし、他の患者さんをみてもそうですが
がんと宣告されたり、手術して胸が無くなったりすると
確かにショックなんですが、
すぐは妙に明るかったりするんです。
それは今から思えば“妙な明るさ”です。
悲しみととても向き合えず、
何とか自分を奮い立たせようと
搾り出してくるその人なりの精一杯の明るさなのです。

本当に何かを失うと
人ってしばらくはそうなるのだと思います。
その後に本当に寂しい時が日常にまぎれて
じっくり、ジワリと訪れるのです。

だから病気に限らないのですが、
何かを失って、変な明るさモードを
発散している人が、もし私の周りにいたら、
ただ優しく見守ってあげたいなと、今は思います。

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