« 寅さんの智恵(vol.291/2005.04.23) | トップページ | 肯定(vol.293/2005.05.05) »

怖い・気持ち悪い(vol.292/2005.04.30)

海外ドラマ「ER」で、全身やけどの女性をみました。
もちろんフィクションなのですが、
このドラマは相当にリアルでストーリーなども
まるでドキュメンタリーを見ているようなドラマなのです。
病院の駐車場に止めていた車の中で子育てノイローゼ気味で、
焼身自殺を図り治療を受ける、という場面を
リアルにリアルに再現していました。
日本ではあそこまで再現しないというくらいに、
全身ケロイドの場面が延々と出ました。
オカルト映画より怖いかもしれません。

とはいえ、ずーっと見ていくうちに大丈夫になってきました。
「気持ち悪い」「怖い」というのは、
今まで受け入れていなかったものに出会った時の反応なのだ、
とふと思いました。
オカマをみて「気持ち悪い」と多くの人が思うのも、
大きな意味ではこれと一緒だと思います。

このドラマ中では、外科部長のロマノ医師が仕事中に
ヘリのプロペラに巻き込まれて片腕を失う事件もありました。
今までバリバリにやってきたドクター生活が全てゼロになります。
この間は片腕がゴッソリとない自分を一人鏡で移して
複雑な表情の場面もありました。
私も片胸がない奇妙な自分の裸と少ししかまだ向き合えません。
5年も経ったのに、です。

定義できないもの、簡単には飲み込めないものと
一緒に生きていく訓練を日々しているとつくづく思います。

|

« 寅さんの智恵(vol.291/2005.04.23) | トップページ | 肯定(vol.293/2005.05.05) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。