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側座核(vol.307/2005.08.10)

近所のオジサンが軽い前立腺がんだったのですが、
そこから転移して肝臓がんが先日、発覚しました。
今回、初めての化学療法体験で、猛暑とあいまって
やる気がなくなり、体もだるくなり
奥さんにあたったりしているという状況で、
愚痴をこぼしに奥さんが家に時々来ます。

「『何でもいいから何かやったら?』
ってアタシは言うんだけど、本人は
『何もやる気がしない。何にもしたくない』って言うのよ。
困っちゃうわよね~」ってオバサンは言います。

確かに抗がん剤を何度か体に入れると
鉛が体に入っていくようで、
副作用を止めるよい薬が色々とあって
昔よりずっと楽になった化学療法とはいえ、
精神的に何だかど~んと落ち込みます。

とはいえ、『やる気』は刺激を与えないと出ないことが
脳の研究などからわかってきています。
ふっと湧いてくるものでもなく、
気持ちを切り替えたから出てくるものでもなく、
嫌でも何でも、行動して刺激を与えると
脳のある箇所が動き出して、
やる気が出てくることがわかってきているのです。
それは『側座核』という脳の部位で、りんごの種くらいに
小さいもので左右にちょうど1箇所ずつあるのです。

確かに自分も抗がん剤をめいっぱいやり、その後の
放射線治療の最後は本当にやる気が出なかったです。
でもその中で洗濯をしたり、
もらった花の手入れをしていると何か気持ちが動き出す
体験が沢山ありました。

やる気がなくてもとにかく動くこと。
これに尽きます。

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