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名前は祈り(vol.313/2005.09.20)

「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」という本を見つけ、
そのユニークなタイトルに引かれて今、読書中。(新潮選書)
脳に潜在的に働きかける音の力を、様々な事例をあげて
解説しています。

その中で特に印象深かったのは、名前。
苗字でなく、名前に関しての洞察。
名前は幼いとき、繰り返し両親から聞く言葉。
著者の黒川伊保子さんは、「だからこそ、名前は特別な言葉だ」
と述べています。
「名前はその持ち主に両親からの願いをこめて
与えられた祈り」という詩のような表現で名前の力を
端的にあらわしていました。

介護センターに入ったら名前でなく
苗字か「おばあちゃん」なんて呼ばれてしまうが、
出来れば名前で呼んで上げて、と彼女は提案していました。

そう考えてみると病院、がん病棟も、苗字でなく
名前で医療スタッフが患者さんを呼んだら美しいかも。
(でも医療ミスとか、色々な意味で難しいかしらね)

どちらにしても黒川先生が書いているように
「その人のいのちがもっとも活気あるときに、
そのいのちの在りように沿って付けられたのが
名前だから、名前を呼ぶことは
脳が生き生きするから、大事なのだ」という考え方に同感。

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