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ヒトデの寓話(vol.331/2006.02.04)

電車の中吊り広告で「がんと闘い、がんと生きる」という
見出しを読み、ついふらふらと「クーリエ・ジャポン」という
雑誌を初めて買いました。
この手のキーワードには滅法弱い。

アメリカの乳がん女性の手記や最新治療情報が載っていたが、
その中で印象深かったのはヒトデの話。
手記を書いている女性が主治医の胸に
ヒトデのバッチを見つけ訳を聞くと
「砂浜に無数に打ち上げられたヒトデを一つ一つ、
海に投げ入れて歩く男を別の男が見つけ、
『そんなことをしても、救えるヒトデの数はしれているから、
意味がないでしょ』と言ったそうな。
そのヒトデを拾っている男は『でも、今、
投げ入れたヒトデにとっては、大きな意味があること』
と答えたそうな」という寓話を教えてもらったそうです。

こんな気持ちで患者に接する医師はすばらしいなぁ。
そして医者だけでなく、先生とか、講師とか、
一対多数に向かって何かを発している人が、
「時々、立ち返るべきポイントだなぁ」と思う私。
自分の仕事もこのHPやメルマガ、雑誌の連載も
こうした気持ちで続けていきたいものです。

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