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一枚の写真の中に(vol.341/2006.05.02)

入院中、外出許可をもらい散歩をして義妹が撮ってくれた、
病院の傍の花冷えの商店街のスナップ写真が出てきました。
今から思うと、それは入院中のたった一枚の写真で貴重品。
使い捨ての簡単カメラの写真ですけど、一枚の写真から
色々なものが匂い立って来るような気がします。

岡本太郎氏は
“写真とは、偶然を偶然としてとらえて、必然にする力”
と述べています。
小さな偶然は必然に変わる瞬間が写真なのですね。

上述の写真も、曇り空の寒い日でしたが、
桜が綺麗だからと誘われて外出許可をもらい、
禿げ頭に帽子をかぶりながらも眉毛もまつ毛も抜けてますから、
気にしながら頼りない気持ちで歩いたときの思いが蘇ります。

写真に撮っても撮らなくても、人生は単なる偶然でなく、
そこに至る前での経緯を含めて、
ちょっとした必然の連続だと改めて感じます。

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