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配置を変えると(vol.390/2008.01.17)

「建物だけではなく、
僕は机の並べ方が悪いと思うと動かしてしまいます。
授業をしていても、あるいはお店で
学生とコンパをやるときでも、
何か盛り上がらないときというのは、
 『この配置が悪いんだ』
と配置を組み替えてしまうのです。
あらかじめ配置されてると
みんな動かそうとしないんです。
配置を変えるだけで、
みんなが見違えるように活性化します」

『人生参加』 斉藤孝・美輪明宏 共著 (大和書房)より

という文章を読んで思い出したことがあります。

入院中、主のように長く闘病しているT田さんという
女性がいました。
彼女は重い糖尿病と子宮がんの持ち主でした。
ですから退院の見込みも私以上に立たない患者でした。
あるとき窓際の人が退院したので、
廊下側のT田さんが「ベッドを窓際に変えてほしい」
と言ったんですが病院の答えは
「決まりで、変えられない」でした。
ちょっとこの答えにはびっくりしました。
同じ入院でも窓際と廊下側では気分はまるで違います。
ましてや長い入院生活でしたらことさらです。
私は「強く言ったほうがいいよ」とか「私も言うよ!」
と応援しましたら、病院は渋々(?)と窓際にしてました。
でも彼女はベッドが窓際になった途端、
すごく喜び、顔つきもものすごく明るくなりました。
廊下側の私に「あんたも窓際になれるといいね!」とか
「外を見たいときはいつでもこっちにおいでよ」とか、
気を使ってくれました。

確かに場所が変るだけで心映えって変るものです。
上記の斉藤教授の言葉、
古い権威やルールで患者の気持ちがわからなくなっている
病院関係者に知ってもらいと思います。

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