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雑記・柳原和子さんの訃報に思う(vol.393/2008.03.05)

柳原和子さんが2日に亡くなった、と新聞で知りました。
思えば退院した年に出版になった『がん患者学』。
すごい本が出たなと、がん患者ビギナーの私は一生懸命、
アンダーラインを引きながら2回、むさぼり読みました。
その後、彼女が出るNHKの番組は録画をして見ました。

でも正直、私は違和感を覚え始めたのです。
『百万回の永訣』あたりからかな?

これはあくまで私の個人の意見ですし、
私も再発転移が決定的になったら、
取り乱したりして、どのようになるかは?です。

でもあえて書くと、私が持った違和感の一つは知名度で
飛び級で有名ドクターと即アポイントが取れる彼女の状況。
そしてもう一つはそのドクターと延々と話し込む姿。
外で待っている患者や、そのドクターを待ち受けている
カルテ整理などの時間はどうなっているのだろうか?と。
全く無名の私がそんなことをしたら、
どんなドクターも応えてはくれないでしょう。

結局、私は彼女の立場に嫉妬しているのかもしれません。

でも思うんです。

草は花を咲かせて枯れていく。
枯れていくことに抵抗していません。
淡々と生きてきたように死んでいます。

理想論、きれいごとかもしれませんが、
少しでもそこを目指し、
いつか来るかもしれない再発転移宣告日、
そして確実にやってくるであろう(誰でも死ぬのですから)
天国への引越し日に備えたいと思います。

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