« コーヒーカップ(vol.89/2002.07.03) | トップページ | 底力(vol.91/2002.07.11) »

季節の気配(vol.90/2002.07.07)

2000年は病室で約半年暮らしたので、
冬、春、夏という三つの季節をそこで迎えました。

ガラス窓の大きなその部屋は温室みたいな感じでした。
窓は殆ど閉まったままでしたが、
季節が移り変わる気配を感じました。
例えば冬から春に移るときは、
空気が暖房で暖まるのとはちょっと違った
ボワーンとした感じになったり、
初夏が近づいてくると、
葉と葉が擦れあう音が違ってきたり。

でもこうした気配はいくら東京で生活していたって、
今まででも味わおうと思えば味わえたはずなのに、
無意識に私はロボット化していたのだと思うのです。

そして折りしも今は梅雨明け目前の東京。
こうして自分の部屋の窓から
それを感じられる日曜の朝に
ささやかなやすらぎを感じます。

|

« コーヒーカップ(vol.89/2002.07.03) | トップページ | 底力(vol.91/2002.07.11) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。