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喜びすぎない(vol.405/2008.09.12)

現状は悲観的に、将来は楽観的に。

これは将棋の谷川名人と、故・河合隼雄さんの対談本
(『「あるがまま」を受け入れる技術/PHP文庫)
を読んでいたら出会った言葉。

河合さん曰く、臨床心理の現場でクライアントが
「先生、ちょっと上向いてきたように思います」と言ったのを聞いて、
まだ駆け出しの頃はむやみに喜んで
「じゃあ、アルバイトを探すといいですね!」などと言っていたら、
相手が一気に悪くなることが多々あったとのこと。

確かに自分がそれを実感したのは退院間近の頃。
やっと退院日が決まると皆が口を揃えて
「よかったね~」とか「治ったということよ」と言ってきて、
自分としては本当に落ち込みました。

心の中で叫んでいました。
「みんな、勝手に喜びすぎ!
 ここから一生、片胸で生きていく私の現実、
だ~れもわかってない!」
と。

今になってみると冷静に思います。
しょせん、人は他人の現状把握なんて出来てないものなんです。
だから物事の楽観面だけを見て、
余計なことを言ってくるものなのです。

ですから防御策としては、
この対談本にあるように、
まさに現状に関しては楽観主義にならないこと。
そしてそんな言葉ばかり吐く人にはあまり近寄らないこと。
そして自分の未来には心ひそかに一杯、希望を抱くこと。
一年後、~していよう!
五年後、~になっていたら!、という具合に。

自分は本を出そう!、まずはメルマガ、HPからって思いました。
そして全て楽観視した未来を手中に収めています。

これからも楽観主義と、最悪の事態も想定しつつ、
静々と進んで行きたいと思います。

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