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「捨て色」という考え方(vol.409/2008.12.02)

パステルアートを春から習い始めたせいか、
色彩心理とかアートセラピーみたいな本も
少しだけど読んでみたりしています。

そこで面白い言葉を知りました。
「捨て色」。
色彩学用語で、
ある色をひときわ鮮やかに見せたり、
より効果的に印象づけたりするために使う目立たない色だそうです。
ベーシックカラーとでもいう色。

名前は「捨て色」でも
別に捨ててしまう色ではなく、
捨てたようにさりげなく施していて、実はとっても必要な色。
それが捨て色。

習っているパステルアート「和みアート」でも
土台に淡い黄色をまずは敷くように塗りこめていきます。
これがきちんとできているかどうかで絵の仕上がりが違います。
実際はその上に色を塗っていくので
見えなくなってしまうのに、なのです。
そして同じ色を同じ画用紙に塗っているのに
ひとりひとり、この土台の色の微妙な力加減で
仕上がりが異なります。
不思議ですね。

私たちに日常、そして心や体の健康というところに
この考え方を照らし合わせてみると、
捨て色のように、ぱっと見には目立たないけど
きちんと塗ってある、ベースにしているものがないと
人生の仕上がりは違ってくるなと痛感しています。

仕事に即、だけでない部分。
そんなのがじわじわと
実はとっても自分をつかさどり、どこかで支えてくれている、
そんなふうに思います。
50の手習いで始めたパステルアートもそのひとつ。
がんになって始めた太極拳もそのひとつ。
こんな捨て色を少しずつまだまだ増やしていきたいです。

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