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ミスター・ベルクロに学ぶ(vol.410/2009.01.08)

メルマガのほうの
「がんから教わるワンショットセラピー」
にて紹介した
『仕事は楽しいかね』(デイル・ドーデン著・きこ書房)は
私の好きな人生への姿勢がちりばめられています。

メルマガ以外に紹介した個所をもうひとつここに書きたいと思います。

それは1940年代のスイスの話。
ある男性が森の中を歩いて家に帰ったら
「オナモミ」という植物の実が
ウールのズボンの裾にびっしりついてしまった、という逸話。
彼は顕微鏡でこの実を見たそうです。
するとこの実は鉤(かぎ)であることがわかり、
ズボンはウール生地なので糸の輪。
つまり、鉤が糸の輪にひっかかっていることが判明。
その後何年もかかるのですが、
彼はこれを同じことができる生地をつくり、
マジックテープを作り出します。
商品名は「ベルクロ」としたそうです。
ベルベットとフランス語の鉤を表す
クロケットを合体させたそうです。

大事なことは
この人はオナモミの問題を一つも解決しようとしないで、
オナモミと仲良くなってしまったのです。

いいな~、これって。
自分も自分の病との付き合い方はこれがお手本、理想。
解決とか、ましてや爆撃とかしないで、
仲良くなってそこから流れを作っていく。
もちろん、手術も化学療法もした私だが、
全摘出の傷跡はいつでもこの病の気配を残してはや、9年。
私のオナモミは著作、連載、カードセッション、
そしてついにオリジナルカードまで生み出しました。

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