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治癒、そして国の再生のパラダイム(vol.439/2010.06.02)

『光の医学』(著者:ジェイコブ・リバーマン)という
米国の臨床医出身の光と色の専門家が書いた本を読んでいたら、
タイトルにある光や色の本筋のことではないのですが、
私が日ごろからうすうすと感じていたことを
明快に書いてくれていて、胸の辺りがすっとしました。

それは(上記の本から引用:日本教文社:2004年出版)

“もし医者が自分と患者との人生のプロセスに
「似ている点」を見つけたり感じたりできるのなら、
患者が一番望むことは
医者が「一人の個人として」
自分の状況に関心を持ってくれ、
「今もこれからも」大丈夫ですよと元気づけてくれることだと
分かるだろう。

(中略)

医者の多くは、セラピストと同様に、
患者の気持ちとよく似た痛々しい気持ちを味わいたくないものだから、
患者の治療のプロセスから自分を切り離して近づかない。”

という文章です。

多くのドクターがものすごいハードワークな中で
仕事をしている現実があります。
(父も弟も臨床医なのでそのことはよくわかっています)
ですのでジェイコブ氏の書いているままを要求するのは
難しいと思いますが、
医者に限らずそんなスタンスの人が
社会に増えていくことが大事なことだと思います。

たとえば、今、日本の国民の最大の関心事である、
鳩山首相や民主党政権のことも、
雲の上の人、政治家だから特別、
ではなく、彼が抱えている問題、克服すべきテーマは
私の中にもあると思ってみるのです。

全ての人に好かれようとしていい格好をしていないか?
一枚岩になる時にだめなところをほじくりだしてないか?
等など。

そんなふうなことを思っていたら、
先週の二件の個人セッションは非常に重いテーマで、
一見私の置かれている状況とは異なる
クライアントからの依頼でした。
しかし、じっと話を聞き、
その方の置かれている状況をイメージしていると、
私にも共通のテーマや気持ちがあることに気づき、
豊かな時間が過ぎました。

この本に書いてあるこの視点は
新しい時代のパラダイムだと思います。

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