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極楽にハラミはあるだろうか?(vol.490/2015.03.09)

先月、個人ブログに「中本ハラミ」ということを書いたら、
Facebookで多くの方が「いいね」を付けてくださった。
ありがとうございます。

それに気を良くしてもう少し中本ハラミとして(#^.^#)
そしてこちらのブログ(コラム)はタイトルが
「がんから~」という真面目な内容なので
違う観点でハラミについて掘り下げてみたい。

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といっても自分では掘り下げられないので
((+_+))
巨匠、中島敦の小説の一文をご紹介。

それは八戒が孫悟空に「何のために天竺に我々は行くのか?」
と質問する場面。

善業を積んで来世は極楽で生まれるためなら、
極楽とはそもそもどんなところだろうか?と
八戒は下記のように想像力を逞しくしている。

”極楽にも湯気の立つ羹(あつもの)をフウフウと
吹きながら吸う楽しみや
こりこりと皮の焦げた香ばしい焼肉を
頬張る楽しみがあるのだろうか?

そうでなくて、話に聞く仙人のように
ただ霞を吸って生きていくだけだったら、
ああ、厭だ、厭だ、そんな極楽なんか、まっぴらだ!”
  (『李陵・弟子・名人伝』に収められている
         『悟浄歎異』より。角川文庫)

というのである。

そしてさらに八戒はこの世で楽しいと思う事柄を
愉しげにうっとりと一つ一つ数えていく文章が
小説の中では続いていく。

入院中にこの話をたまたま読み、
ああ、そうだ、私も退院したらこの八戒のように
好きなものを喰らって
生きれるところまでやってみようと思ったのだ。

だからいわゆるの食養生は
一切しないでここまできた。

友人が末期がんの友達を抱えていて
心の余裕がなくなっているので
ことさら現世についていろいろと思う夜。

とにかくハラミを喰らって
「うまい、うまい!」と唸り、恵みを感謝して生きる、
そんな生き方を続けていきたい。

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