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「あの人」と「あんなこと」の関係(vol.495/2015.09.24)

タレントの北斗晶さんの乳がん告白で
昨日と今日は一般のニュースまでそれ一色だ。
マスコミは何年経ってもこうしたことに関しては
ステレオタイプな内容を何回も流していると
サバイバー歴16年としては思ってしまう。

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それは例えば、
夫婦愛
(夫婦の人はいいね、寄りかかれる人がいるから)、

戦って帰って来てください
(がんは自分で作ったものだから敵じゃないんだっつーの)、

がんばってください
(宣告を受けてから公表まで
もう十分がん患者はがんばっているよ)等など。

( )内は私の心の声。

だから世間のトーンに比べて結構冷ややかな私。

特に気になる報道は
「あんなに元気だった人があんなことになっちゃて」
というような言葉やムード。

このことは前に長嶋監督が倒れた時にも
当時配信していたメルマガに
同じことを書いた記憶があるけど
あのころと読んでくれている人も違うので
もう一度書いてみる。

「あの人があんなことになっちゃって」の、
「あの人」と「あんなこと」とのイメージが
遠ければ遠いほど、
それを繋ぐ架け橋は深遠な人生の妙。

私もがんになるまでは
健康を売り物にしてきたし、
今も肺炎になり何通か頂いたメールやFBコメントには
「普段元気なマサコさんなので、びっくりしました」
というのが多かった。

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でも言えることは誰でもいつでも
「あんなこと」になる
薄氷の上を私達は生きているということ。

だから今回の北斗さんのような
「あの人があんなことに」という出来事を、
私達は現世とあの世をしみじみと教えてくれる
四次元の橋として
我がこととして向き合ってみればいいのに。

画一化された「頑張って帰って来てください!」とか
「信じてますから!」というおセンチなことではなくね。

と、偉そうだけど思ってしまうのよねぇ。

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