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人生の洗濯機を回して割れた石は?(vol.506/2017.2.9)

両親のことで→ こちら
こちらの更新は3カ月以上、放置していたが
今日は時間が出来たので久しぶりにUP。

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「人生(または心)とかけて〇〇と解く」を
講座や茶話会セミナーで様々に語ってきた。

それはたとえば庭→ こちら
ときには家→ こちら
ときにはダイヤモンド→ こちら
等々。

今朝自室の掃除中に
昔PCがなかった時代につけていた
覚書ノートを見つけてパッと開いたら
洗濯機になぞらえて
人生や心について書いてあるページが出て来て
今の私の心に響いたので備忘録として。

”誰かがこんなことを言っていました。

 「つらい経験をするというのは
 ちょうど大きな石を洗濯機で洗うようなものだ。

 バラバラと壊れて出てくるか、
 ぴっかぴかになって出てくるか、
 そのどちらかだ」”

 ~故・エリザベス・キューブラ―・ロス
  (精神科医):著
  『『死ぬ瞬間』と死後の生』中公文庫より~

彼女のことは下記にご紹介するが
なかなか光と影の強い女性。

そして前回書いたウィルバー同様に
知る人ぞ知る、
という存在になりつつあるロス女史。

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彼女のことをたまにセミナーの中で話すと
きょとんとする方が多いので
今日はざっとだけどご紹介。

1926年~2004年。精神科医。

患者の死の受容について世界で初めて
「死のプロセス」モデルを研究、提唱した
先駆的な業績者。

しかし一方で精神科学会からは
理解を得ず追放される。

晩年彼女の興味はエイズ患者へのサポートと移り、
その拠点センターの開設を計画したが、
近隣住民との深刻な軋轢を生み、
建物の閉鎖、移転を余儀なくされ、
最後には原因不明の火事により全焼。

1995年には脳梗塞に見舞われ、
左半身麻痺となる。
その苦悩を2002年に受けた
マスコミのインタビューで
「自分の死の研究は無駄だった」とまで公言。
2004年にアリゾナ州の自宅で孤独死する。

独身、お一人様街道の片隅を歩く人間として
彼女の晩年は想像をめぐらすと
暗澹たる思いになる。

しかし今の段階では
「私のやってきた講座や仕事は
ささやかだけど
幾人かの人に役に立っている」と実感しているつもり。

一一昨日はそれを強く痛感した日だった。
→ こちら

そういう意味で
私の人生の洗濯機をガラガラと回して
出てきた小石は穴をあけて繋いで首飾りにしたい、
今はそんな心境。

追記:
キューブラ―・ロス女史に関しては
ググるとたくさんの本が出てくるが
下記は女史の真意に
ドキュメンタリータッチで迫る意欲作でお勧め。


『パピヨン』
田口ランディ:著(角川学芸出版)

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