« レジリエンスが案外ものを言う(vol.519/2018.7.5) | トップページ | 傷つく時はきちんと傷ついたほうがよい(vol.521/2018.9.8) »

夕焼けはお別れサイン(vol.520/2018.7.22)

朝から外出していたがあまりの猛暑に
帰宅したら疲れてちょっとうたた寝した。

その後、ふと誰かに呼ばれたように目が覚めたら
部屋の中がピンク色に染まっていて
慌ててベランダに出たら見事な夕焼けだった。

20180722_190847_resized

そう言えば母はコーラルピンクが好きだった。
本人が自分に似合う色と決めていたのと
(確かに母の肌や髪の毛の色にマッチしていた)
3月生まれで誕生石が珊瑚だったのもある。

20180722_190842_resized

今日の外出は実は母の四十九日法要で
ひと月ちょっとの骨壺保管生活にピリオド日となった。

20180722_123426_resized

これで「私の両親は本当にいなくなったのだ」
という淋しさを慰めてくれるかのような
見事な夕暮れの天体ショーだった。

私は子供の頃、
親が死ぬことが怖くて怖くて仕方なかった。

でも実際に昨年の秋に父、
そして先月に母と見送ってみて
子供の頃の自分に言ってあげたいことは
「そんなに怖いことではないよ」ということ。
多少淋しいことではあるけれど。

死というものは訳が分からず
進んで行くものではなく、
ちゃんと段階をふんでやってくると
つくづく思う。

この感覚のおおもとは
やはり自分のがん体験なので
親の死が先でなく、
自分のがんが先で本当によかったと思う。

20180701_200804_resized

私と両親のがんは教えてくれた。

死は確かに恐ろしかったり
当の本人は苦しかったりするけれど、
でも肉体は苦しんでいたとしても
その中にはもともと
その人が持っている心が生きていて、
最後まで愛を必要な人に向けたり、
受け取ったりできるものなのだということ。

両親の最後のほうの日々は
一見事実だけを並べると
本人たちは辛そうだったし、
私も時間的にも精神的にも大変だったけど、
今思えば今日の夕焼け色のように
穏やかで不思議な輝きに満ちていたとも思う。

20180722_190625_resized

だから今日の輝くばかりの夕焼けは
正にあの世に旅立つ
母のサインだったと思う。

下記の画像は自分のための備忘録おまけ

20180722_125618_resized

今日の法要後の会食は
母と虫の知らせ(?)で4月に行った
最後の思い出レストラン、
浅草ビューホテルの中華に。
→ こちら

20180722_135150_resized

綺麗に盛られて美味しいコース料理だった。
両親の好きだった北京ダックも
思い付きで追加注文し皆、大満足。

20180722_131501_resized

HPへ
ブログへ
情報ブログ「ワンセルフカードの広場」


|

« レジリエンスが案外ものを言う(vol.519/2018.7.5) | トップページ | 傷つく時はきちんと傷ついたほうがよい(vol.521/2018.9.8) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。