« 大病とは金継ぎ也(vol.522/2018.10.26) | トップページ

拍手を再評価(vol.523/2018.12.3)

先月、久しぶりに大船と大阪で
セミナーをしていて→ こちら と こちら

「そういえば」と気がついたのは
「ワンセルフにやってくる人たちは
よく拍手をするなぁ」ということ。

46849240_312934622632350_6511806075


って、私がそこのスペースに初めてお伺いすると
必ず参加者が発言する時間になると
「聞いたということの意思表示として
拍手をしましょう。
ここでの拍手は
『あなたの言っていることがすごい』ではなく、
聞いたということの合図です」
と言うのだから
当然といえば当然なのだけど。
でもこれを言っておくと
終わりごろには
皆さん気軽に拍手をするようになるし
(個人セッション以外は)
勉強会が進むにつれ
拍手の音が好きになって行く感じがする。

 
ときには初めていらして
自己紹介の声は消え入りそうな方が
帰る頃のシェアではご自身のことを
等身大で良い声で語る姿を見て
私も他の人も心から
「そんなあなたの心の動きを嬉しがってます~」
と伝えるためにただただ拍手をしていたりする。


28908461_1027309187419816_181651864


そんな光景が私はすごく好きだ。
というかそれを味わいたくて
この仕事を続けているところもある。


そういえば数年前に大きな病院で
研修をしたときは
なかなかこの拍手の文化が根付かず、
回数を要した。


確かにそれは仕方ないことだろう。
だって病院に来る人たちは、
やむにやまれぬ事情でやってくる。
なにかがつらくてやってくる。
そして病院の人たちの医療や看護のおかげで、
つらさや心配がなくなっていくことも多いのだから
本当は病院でも「拍手はあっていい」
と思うのだけど、
やっぱり今の日本では
「ふざけている!」
なぁんて怒る人もいそうだなぁ。
(苦笑)


思えは18年前の自分の乳房摘出手術の後に
「手術はうまくいきましたよ」
パチパチパチパチ、
‥‥なんてことがあったらどうだろ?


私は嬉しいけど
でも今のところそんな病院は
この日本にはないだろう。
ふつうは患者側が
「ありがとうございました」
と頭をさげるのみだ。


786278f854abe0d555532e1bb52ccef3_t

スポーツとか芸能の世界では、
拍手が多いけれど
ほとんどの仕事の現場では
上記の病院以外でも拍手はあまりなさそうだ。

00f3f8cd45a5e7806e66ef201514e30d_t


だから私が
「人のシェアを聞いたら拍手しましょう」と言うと
初めはキョトンというエネルギーが
渦巻くことが多い。


でも「あなたの話を聞き遂げましたよ~!」
とか
それを聞いて「私、喜んでますよーっ!」
と手を叩いて伝えることは
それをされた人々を大抵の場合、
じっくりと気持ちよく暖かくしてくれるものだと
長年やってきて私はしみじみと思う。


13278179_593044110863750_1236656614

 
だから本当は今まで拍手が
無意識で禁じられていた場で、
たとえば上記のような病院で拍手って、
本当はよいのになぁとも思う。

O0800060013651245626


いきなりは難しいから
音を立てないような拍手ってのは、
どうかなぁ?
それと笑顔付きで、
(#^.^#)


あっ、そういえば
フィンドフォーン式拍手は音を立てないで
両方の掌を人に見せてひらひらとふると
行ってきた人から聞いたことがある。

(※フィンドフォーンとは
  イギリスにある非営利の慈善教育団体)


複数の人の掌の白っぽい色がはためいて
部屋が明るくなった感じで
「素敵な光景だった」とその人は言っていた。


どちらにしても
たとえ病院のような場所でも
本当の気持ちでやっていたら、
拍手は成立するのになぁ、とも思う。


34488bb8c2b520c7b07b69517719c4bd_t


「ありがとう」も
もちろんいいもんだけど、
もひとつ、
陽気な喜びを伝える文化としての
拍手もいいんだよねぇと
2つの出張の余韻を噛みしめつつ思うこの頃。


HPへ
ブログへ
情報ブログ「ワンセルフカードの広場」


|

« 大病とは金継ぎ也(vol.522/2018.10.26) | トップページ

心と体」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。